レシピ
京のおばんざい
先日、大阪に用があって行った時に京都に寄りました。
久しぶりに『錦市場』を歩いてみたのですが、外国の観光客の多さと、その方々に合わせた商品への変わりように戸惑いを感じました。
河原町通りや四條通りには、今はもうなくなっているお店も多々ありましたが、錦市場のお目当てのお店は、改装されていましたがありました。
いくつかのおばんざいが陳列されていましたが、『ししとうちりめん』と『伏見唐がらしのたいたん』が、おいしそうでこちらにもどってから、炊いてみました。
ししとうをもらうと、どうやって食べたらいいかわからないとか、ししとうにしたら大きなものでやはりどうやって食べたらいいかわからないというのをよく聞きます。
ししとうちりめんは、ししとうを縦半分に切って種をとり、まずさっとゆがきます。それから、ゴマ油でちりめんじゃこと炒め、味をつけます。
ここらでは伏見唐がらしというものはみかけないのですが、10cm前後のししとうが売られています。万願寺と書いてあるのもありました。それを2~3cmに種ごと切ってめんつゆで炊きます。
私は、毎月自家製の麺汁をつくるので、それで炊いてみました。自家製のめんつゆは醤油とみりんを対で200cc入れて、酒はそれらの半分の100ccにし、鰹節をわしずかみで一握り、昆布を8cm四方ぐらいに切って、それらを鍋に入れ、沸騰したら5分ほど弱火で煮ます。後は冷まして冷蔵庫で保存し、いろんなものに活用しています。
できためんつゆは濃縮タイプなので、薄めて使います。なすの煮浸しもこれを使うと便利です。
小さなししとうと大きなししとうを、向島のエブリィのご当地野菜コーナーで買い求めたときに、生のきくらげがあったので、ついでに買いました。
生のきくらげは、殺菌のために30秒ほど茹でて使うのですが、私にはきくらげが海藻に見えて、茹でると真っ青になるイメージが頭にうかんでしまいます。でも、実際は黒いままなんですよね。
暑さ真っ盛りの毎日で、こんなおばんざいとそーめんが口当たりよくって食欲が落ちてしまいがちですが、夏は冬ほど長くないので何とか乗り切りましょうね。
青木プロパン㈱兼吉ショールーム (0848)44-0010