鱧ゼリー再び・・・・・

こんにちは。青木プロパンの平野レミことショールームの松井です。
去年の夏の盛りに『鱧ゼリー』をはじめて作り、マイプレに公開させていただいてそれ以来、とんとご無沙汰していたお料理です。
私の魚屋師匠が鱧の顔部分のアラを3匹分くれたので、やっと2回目を作ることにしました。前回は顔と中骨のアラ1匹分だったので、固まらないかと心配になり粉ゼラチンを足したのですが、今回はいかにもコラーゲンの多そうな部位を3匹分もいただいたので、粉ゼラチンなしでやってみようと、ヤル気スイッチが入りました。
何しろ年を重ねるとコラーゲンとやらは、どんどん体内に不足するらしく、こんなにたくさんのコラーゲンを取れるなんてめったにないことですもの。
煮物機能を使い『ヒロカワフーズのだしの素』を一袋入れながら、一時間ほどコトコトとコラーゲンの抽出をしました。
冷ました後、もったいないので顔についた身の部分を丁寧に骨から外し汁に入れ、取りあえず一晩冷蔵庫でねかせてみました。
翌日見ますと、フルフルと固まっていました。前回は鱧の子を貰っていたので、それを入れたのですが、今回はそれがないので、さてどうしようか?
今年の春に作った『海老そぼろ』が冷凍庫にあるのを思い出しましたが、あまりに少ないのであと何か・・・。と、思いながら買い物をしていますと、『なると金時』一袋198円が目にとまりました。親指と人差し指を丸めたより細い芋が7~8本入っています。これを焼いて(もちろんグリルパンで)、輪切りにして入れよう!!ついでにババ様が乾かしていたぎんなんも貰おう。揃った揃った。
身の入ったフルフルの鱧の出汁に、酒と生姜汁と塩少々を足して再度火を入れ、少し冷まして容器に小分けし、揃った具材を一つ一つ入れ、あとは冷やすだけ。
楽しみだなあ。
魚屋師匠にも味見してもらおうと、こんな容器に入れたのですが、師匠が「器変えたら、料理屋さんみたいじゃが」って喜んでくれました。
四角い容器に入れて、切り分けするなら、粉ゼラチンを足す方がよいかもしれませんが、これはこれでよい口あたりでした。
写真の上段のは梅肉をのせたものです。具材が見えづらいので、梅肉をのせる前のが下段です。

青木プロパン(株)ショールーム    (0848)44-0010

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